京都ロコ/GOLDSPRINTチャンピオン(カンケツ編)。 2008年11月18日 :FIXED
ワーワーっ。
ヒューヒュー。
”ファイナルいくよ〜っ!”
ワーワーっ。
ヒューヒュー。
”おもっきり回してよ!
おもっきり回してよっ!”
ワーワーっ。
ヒューヒュー。
”ハイぢゃ〜いきまっしょっ!”
”サンっ..!ニっ..!イチっ..!GOっっ!”
SHSHSHSHSHSHSHH!!!
.......SHSHSHSHSHSHSHSHSHh!!!!
.............SHSHSHHHhh!!!!
”おお〜っとっ!
やっぱり赤(コンチ/画面中央)が速いかっ!”
shshshshsh!!
............shshshshshshsh!!!!!
........shshshsh!!!!
"いやっオーツカワタル(画面右)も速いっ!”
..........shshshshshshsh!!
”まくってきたまくってきたっ!”
...............shshshshshhsh!!!
.............shshshshshsh!!
"いややっっっ!!!
タイトームウォー(画面左)っっ!!!"
ぉぉぉぉぉおおおおっっ!!!
"タイトーきたぁ〜っ!"
おおおおおおぉぉぉぉぉっっっ!!!
.......shshshsh!!!
”コンチがんばれっ。”
shshshshshshshsh!!!!!
.........shshshshshshshshshsh!!!
"タイトーきたけど..........っ"
.......SHSHSHSHSH!!!
..........SHSHSH!!
...............SHSHSHSHHHHHHHHHH!!
"あぁっタイトーユ〜ショ〜っっっ!!!!"
ぉぉぉおおおおぉぉぉぉっっ!
ワーワーワー。
ヒューヒューヒュー。
タイムが!?
16秒ニーナナっ、サンナナっ、ハチイチっ!!
16秒台のたたかいっっ!!
やった〜やった〜やった〜。
イエイイエイイエイ。
ウレシハズカシでした〜。
(映像はチェケからいただきました。
チェケアリガト。)
それに加えてジブンにありがとう、
そんなカンジでした。
じつはね。
”タナカラボタモチ。”
っていうの!?
”まさかのまさか”っていうか。
ラッキィが3つくらい重なっての優勝なんですっ。
初日の夜でした。
ボクはお店を終えて。
それなりに急いで、
西部講堂に向ったものの。
出場できるとは、
思ってなかったんです。
スケジュールが。
押し押しやったために出場できた、
最初の”ラッキィ”がこれ。
....そんときのようす。
”あれっ、まだエントリィいけるの!?”
”ほな出よっかな。”
”あぢゃあ出ます、出ますデマ〜ス。”
ってこんなカンジで走ったんです。
かる〜いでしょ!?
じつはボクね。
夏の大阪/名村のときのゴールドスプリントも。
ワールドの美容師ナイトんときのゴールドスプリントも。
こないだのBFFんときのゴールドスプリントも。
けっこーガチで走ったのに、
泣かず飛ばずの、
ギリ予選落ち。
ボクはど〜やら速くナ〜イ。
3戦連チャンでそんな成績やと。
欲がなくなって。
そんなかる〜いキブンで出られるんデス。
だから。
まぁかる〜くキレイに回そうって。
そんなくらいしか作戦もなかった。
けれど。
ゴールしてはっとワレにかえったら。
まぁまぁまわりが盛り上がってるデス。
どうやらダンゼン・トップらしい。
しかももう70人くらい走ってのトップ・タイム。
予選結果。
1位)タイトームオ...............16’45。
2位)コンチ.........................16’84。
3位)オーツカワタル............16’84。
あれれれれっ!?
コンチ(前回のBFFで優勝)に勝ってるやん。
モリクン(8位。美容師ナイトで優勝)よりもだいぶ速いやん。
なんだなんだ?
なんでだなんでだ?!
やっば〜、
けどラッキィ。
トップってキモチいい。
マジで、1時間もあるんや.....。
なまじトップ通過なんかしてしまうと。
急にソワソワしてくる。
せっかく楽しみたくって来てるのに。
トップになったせいで、
ヘンにボクのほうがエンリョして。
みんなに気軽に話しかけられないっ。
これがプレッシャーってヤツか、も〜っ!!
ほなもう会場出よ〜っと。
走りにいこ〜っと。
んでこのドキドキを、
ひとりで楽しも〜っと。
そう思って。
ひとりでビュ〜んビュ〜ん。
こんなキモチってほとんど未体験やから。
スゴ〜くオモロかった。
こんなときって。
ソワソワはソワソワなんやけれど。
ウレシいのもウレシいんですよね。
日ごろゼッタイに味わえない、
フシギなキブンでサイコーでした。
決勝トーナメントは9人で。
一度に3人で走って。
トップのひとりだけが勝ちあがってく。
つまり。
このレースで勝てばもう決勝やん、よしゃ。
で、セミファイナル。
ボクは予選とおんなじ青いバイク、イエイ。
相手は。
あすのキャプテン/ミウラくん。
それともうひとりは知らないヒト。
なかなかよいメンツ。
やっぱり知ってるヒトと走りたい。
想い出が共有できるからね。
右の写真はスタート直前のモノ。
自分を撮ったり観客のほうを撮ったり。
これはミウラくんを撮ってマス。
勝ち上がってるヒトだけが得られるアングル、イエイ。
で。
走ってるときの記憶は........ナイんです。
ウレシくってニヤニヤしてても。
やっぱりキンチョーしてるみたいで。
ほとんど憶えてナイ。
とにかくまたトップで。
勝ちあがれたみたい、イエイ。
ファイナル出場、ケッテイ!
イエイイエイイエイ。
勝ち残ったのは。
予選のトップ・スリー。
つまりボク/コンチ/ワタルくん。
ワタルくん(22)は。
この夏にメッセンジャーKAZE入りした新人。
けれどこのヒト、
スーパーニューカマーで。
去年は23歳以下の、
アマチュアのシクロクロスの、
日本代表選手デス。
先日”シャカリキ”のみんなと、
浜大津まで走りましたが、
ヤバかった〜。
レベルが桁/ケタでちがう気がした。
だから勝てる気がしません、ハイ。
コンチ(24)は。
メッセンジャーKAZEのスプリントジャンキィ。
競輪場も走るし、
筋トレもする。
前回に行われたBFFのアフターパーティでは。
モリくんにファイナルで競り勝ってのチャンピオン。
しかも今回、
セミファイナルで15秒台をたたき出し、
今大会のファーステストタイムを記録。
だから勝てる気がシマセン、ウン。
ぢゃあ、
ボクがなぜこのイチにいるのか。
泣かず飛ばずのボクが、
このイチにいるのは。
ボクのこと知ってる、
みんなが意外やと思ってたハズ。
当の本人ボクは。
”ラッキィ〜”だと思ってました。
京都ロコでファイナルに残れるなんて、
どう考えてもラッキィ。
ふふふふふふふふふ。
この2人を相手に。
ボクは勝ったのデス。
ボクは37歳。
コンチ24/ワタルくん22.
ひとまわり以上も上のボクが。
京都ロコで勝っちゃいマシタ。
じつはね。
イチバン左の青い台。
ボクはずっとこのバイクで走った。
コンチがファーステスト出したのもこの台。
ワタルくんがセミファイナルで勝ち上がったのもこのバイク。
だからボクはウンがよかった。
このバイクだけが走りやすかったのかは、
今となってはワカリマセン。
けれど。
ボクはファイナルの前に。
”できればあの青いバイクで走りたい”って、
そう願ってた。
それが叶った時点で。
なんかイケるんちゃうかなって、
なんか、なんか追い風を感じた気がシマス。
勝てるとは思ってなかったけれど。
勝ってみたいなとは思ってた。
この1年くらいでいろんなレース、出た。
めちゃ楽しかった。
優勝したヒトを、
こころからおめでとうって、
いつも思った。
優勝したヒトとしゃべってると。
めっちゃキモチよさそうやから。
そのキモチよさをボクも味わいたいって、
そう思ってた。
2位と優勝って、
どんだけちがうのかなって。
分かりもしない想像を、
何度もしてみてた。
ワカリマシタ。
2位と優勝は。
めっちゃちがいました。
2位は。
地上でイチバン高いところにいるキブン。
それはそれはキモチ、イイ。
けれど優勝は。
空を飛んでるキブン。
ふわふわフワフワ。
2位とはまったくちがうキブン。
こんなキモチを味わえて。
ホントにウレシい。
半月経ったいまでも。
フワフワしてま〜ス。