3日間、7月9(日)まで特別価格にてご予約うけつけます。 2017年07月07日 :DAIRY
◉◉◉◉◉◉◉WEBSTORE|CHICKENNOT◉◉◉◉◉◉◉。
ナイロンの防水アウターウェアを20年以上も東京でドライブするGREENCLOTHINGに別注にて製作していただいてる商品、これで3年連続3回目のコラボレイション企画でございます。過去2モデルも今回とおなじ型のフェイクファーミットでありまして採用するフェイクファーの色や生地感を毎年そのときのボクのマイブームにそって変更しております。
へえ〜CHICKENNOTさんのマイブームねぇ......というワケで3RD MODELでボクが指定したのは "黒系のファイクファー"です。
過去2作はブラウン系でしたからその系譜をたどれば当然といえば当然です。
黒猫ちゃんのようにやや長めの毛足で真っ黒な毛並みのモノにしてしまうとゴージャス感はでるのでしょうが、シーンを限定してしまいがち。なので今回のように短く整った黒まだら(コレをBLACK MIXと申し上げようかとおもいます)のフェイクファーを採用させていただきました。
BLACK MIX、モノトーン系でありながらカジュアルさも演出できる、万能な色のような気がします。
さて。
コラボレイションのお相手さん、GREENCLOTHINGについてもう少しご説明しておきたいです。
作ってくださるGREEN CLOTHING(グリーンクロージングと読むのがいいかとおもいます。グリーン・クロッシングとは決して読みません。)は東京の雪山アウターウェア(つまりはスノボーウェア)とそれにまつわるレイヤーとヘッドウェア、さらにはグローブをつくるブランドです。アウトドア・ブランドというくくりでくくってしまうにはあまりにも商品それぞれに表情がありすぎるブランドだとおもいます。つまり、グリーン"クロージング"と自らを称してるように、あくまでお洋服を真剣につくってるブランド、CLOTHING BRANDだとおもいます。
およそ30年間現役で雪山を滑りつづけるスノーボーダーは日本に数人しかいないといわれ、そのうちのひとりがタグチくん(田口 勝朗氏)であり、このGREENCLOTHINGをドライブする張本人です。スキーとちがってスノーボードは歴史が浅いのでタグチくんは日本のスノーボードの起源にせまる存在だと理解してかまわないとおもいます。そしてアメリカをはじめ海外のレジェンダリーなスノーボーダーともしっかりつながりをもつ、まあ、スノーボード界では最高の動きができてる "the man" だとおもいます。そのタグチくんがドライブするGREENCLOTHINGはおよそ20年前から存在し、立ち上げ初年度からボクはその商品ラインナップを知っております。その数年後からはタグチくんもボクのことを認知してくださり、それ以降20年来のお付き合いです。
以上からおわかりいただけるように、みなさんがたとえ今日をきっかけにこのブランドを知ったとしても、ご注文するのに躊躇/チューチョはいりません。もともと実力があるのにスノーボーダーにさえあまり認知されてない "通" をうならせるステキなブランドだからです。それでいて20年もつづいてるなんて、最&高でしょう。そしてGREENCLOTHINGはグローブづくりも得意で、オリジナルな発想でボクら日本人が使いやすいカッティングや使い心地を提案してくれています。そしてそのクオリティにたいして低価格、そこもたいへん重要で感心してしまいます。
長くなってしまうので、ブランドの説明はボクの過去のブログのGREENCLOTHINGについてのこしたページを貼っておきますのでそちらへとんでみてみてください。その中の一節「 "変わらないことを肯定しながら変わってゆく"という相反しそうな理想をかなりの精度で実現してるブランド」という言葉はご本人のタグチくんから "イイ言い回しだ" とホメでいただいたことがありますので、ぜひ一度とんでみてみてください。↓↓↓↓↓↓。
◉◉◉◉◉◉◉◉CHICKENNOT WEBLOG|GREENというクロージング(2013年3月3日) ◉◉◉◉◉◉◉◉。
◉◉◉◉◉◉◉◉CHICKENNOT WEBLOG|食通をうならせる銘店!? GREENCLOTHINGの2016年(2015年3月4日) ◉◉◉◉◉◉◉◉。
さあ。それではじっさいの商品の説明にはいります。
今回のCHICKENNOT別注BOA MITTはRIB MITTというGREENCLOTHINGのレギュラーモデルにフェイクファーを搭載したものです。スノーボードに特化したブローブでありながら手首にゴム紐やプラスチックのストッパーなどが装備されてないがためにスポーツ臭が極力排除されてる素敵な商品です。いいかえると、高級ブティックにも並んでそうな出で立ちでありながら本気の防水性/保温性/耐久性をもってる文武両道なヤツです。
ことしのフェイクファーはBLACK MIXといいまして、黒まだら色のフェイクファーです。あえてカッコつけていうなら、SILVER FOXフェイクファーみたいなかんじでしょうか。今秋冬はフェイクファーががぜん盛り上がるとすでにいわれてるので、この商品は3年目にしていよいよトレンドが近づいてきた商品、といえるのかもしれませんね。
まぁトレンドがどうであれこの商品はいつの時代もブレないものだとボクはおもいます。学校で文武両道な生徒がモテないなんてきいたことありませんもんね。GREENCLOTHINGには "合コンからアラスカまで" という古くからかかげる面白いコピーがあるんですが、この商品はそれの "もっとも合コン側にせまる商品" となります、ウフフ。
合コン仕様なんて申し上げますが、もともとGREENCLOTHINGが高いクオリティでもの作りをしてるからおちゃらけて言えるコピーです。ボクの好みにスーパーマッチしたルックスでりながら、アラスカでの極限のライディングをも視野に入れたクロージング・ブランドのラインナップの中で冬の普段づかいにもっともフィットした仕様だという位置付けです。
ミトンなのに内装は5本指でフェイクファーでボテっとしてて.....最高にカワイイです。外装がミトン型で内装が5本に別れてるというのは本当に暖かく保温性バッチリでおおよそのアメ/カゼ/ユキはシャットアウトしてくれる性能のたかさを併せもってくれています。
ちなみにGREENCLOTHINGのこの秋冬のラインナップにもいくつかミットがあるんですが、内装が5本指という仕様はないそうです。まじめなグローブをつくるという観点からいくとCHICKENNOT仕様のように内装5本指しかもモッコモコのボアを使うなんて、アグレッシヴなライディングに向かい合おうとするとやややりすぎなのかもしれません。極限の雪山ではすこし暖かすぎて汗をかきやすくなってしまうというデメリットが発生しますから。
徒歩通勤通学/電車通勤通学/チャリンコ通勤通学にかなり調子いいミトングローブであることはボクが保証します。つまり文武両道をつきぬけて、"外見は完全にチャラいのに、じつは成績優秀!"という、学校でもっともモテるパターンとおなじです笑。もちろん雪山ライディングに使用してもいいですのですが、CHICKENNOTとしてはそれをつよくオススメした文章を書くつもりはありません。GREENCLOTHINGの商品なのでとーぜん "GOOD FOR RIDE" にきまってるしスーパー・ハイスペックなのですが、ボクが別注させていただくことでこのハイクオリティで値段のこなれたイイ商品をもっと普段の生活に活用してほしいと思ってのことだからです。
手のひらの茶色い部分はCOW SKIN(牛革)のスムースレザーで風合いもいいですし高級感をさらにひきだしてくれます。ミンクオイルなどでもっと育ててくださればもっといい風合いでます。ミンクオイルがなければハンドクリームでいいです(それならみなさん持ってるでしょ!?けどオイルをフェイクファーのほうにはつけないように注意してください。) 手首は伸縮性のいいリブを採用してます。スノボー用とかいいながらベルクロやドローコードなど締めつけるための機能をあえて搭載してませんので、このリブの締め付けはしっかりキツ目です。それでありながらイージー・オン・イージー・オフが可能で見た目もシンプルな方向に振られてます。なので極限の気象条件を考えつつも普段づかいにもいいワケで、3年間も絶賛オススメ中なワケです。
リブのつなぎ目をこんなふうに革のテープで仕舞いをするところも責任もってイイモノを作り上げようとするGREENCLOTHINGの意思を感じます。さらには端っこが小さくループになってるので、落とさないようにお好みで風合いにあったストラップ(ひも)など付けカスタムするのもいいでしょう。
両手親指のつけ根にはGREENCLOTHINGとCHICKENNOTのピスネームが合わせて挟みこまれます。
そして特筆すべきこのグローブの内部に関してもういちどしっかり説明させてください。
ミットの外装でありながら内装が五本指に別れてるということは、つめたい指どうしが触れ合わないのでとてもあたたかいということです。しかも中の生地はボアフリースがぎゅうぎゅうにぎ〜っしり詰まってて、ホント〜にポカポカ(ほんとうです)。去年の別注品をすでにご使用くださってたかたならわかるとおもいますが、どんな寒い日でも装着して即ポカポカでしたし、北海道でも快適にライディングできましたというユーザーさんのレビューもいただいてます。ミトンなのに内側がわかれてるというのはもっとも外気と温度差をつくるのにいいということです (ラヂエーターの真逆の構造)。
今期のGREENCLOTHINGのレギュラーラインのミットはライディングに忠実な仕様ですかあたたかさばかりを追求せず内装もミット仕様だときいてます。それにCHICKNENOT仕様とおなじようなモコモコのボアはつかわずもう少し速乾性も重視した生地のようなので、しっかり差別化され、うちのこの別注商品はオススメ度が増しております。
それと。
ラビット調ファーの内側(一層下)はスノーウェアに使われる防水性のあるナイロン(もっといえばTORAYエントラント)生地が一旦しっかり貼ってあります。しかもさらにその内側に雪山用のグローブの構造とおなじように防水/透湿のインサートフィルムがはさみこまれてます (シームテープこそ施されてませんが)。つまり、チャーミングな格好してめっちゃ性能の高いスノーグローブなんです。フェイクファーはあくまで装飾用で性能を下げることはほとんどありません。高級ブティックにならぶミットがここまで性能を追求されることはないでしょうから、との商品の実力ってほんとうにすごいですよ。
ただ。
ルックスがややボテっとしてます。細く長くシュっとしてるわけではないです。それは都会ではすごく存在感をだしてくれるチャームポイントでもあります。中のボア・フリースがぎ〜っしり詰まってるからこそ肉厚のあるルックスになってくるのです。あまりぎっしりつまってるので、GREENCLOTHINGのレギュラーものよりハメごこちが窮屈です。GREENCLOTHINGのミットをもっておいられるのでしたら、もしかしたらワンサイズおおきいのをおえらびくださるのがいいかもしれません(ここ重要)。
この別注フェイクファーミット。
きっと電車通勤のホームや車内で女の子の心をワシづかみでき、かなりの回数でチラ見されるでしょう。チャリ通中の赤信号ではナナメ後ろからオールジャンルのチャリンコ乗りから熱視線を受けることになるでしょう。装着しないばあいでもアウターのポケットからちょろっと出てたり、バックパックにぶら下げたり、見せる(魅せる)アイテムとしても十分に存在感をもってすハズで、日常においてもっとも重要なファッションアイテムになる可能性を秘めた商品とおもいます。もちろんリフトやゴンドラに乗ってればとなりの見知らぬSOMEBODYの目もくぎづけにできることでしょう。そしてちょっとした会話がうまれるかもしれません。(会話のきっかけになる製品づくりということはCHICKENNOTではたいへん重要視してる部分です。もちろん下品でないことを前提に。)
GREENCLOTHINGの全ラインナップは裏のウラまでしっかり作りこんであるので親切丁寧な商品です。さらにその値段設定は国内縫製工場をつかってるのにスゴく低い、つまりコストパフォーマンスが高いというヤツです(GREENCLOTHINGは高いとおっしゃるスノーボーダーがたまにいますが、それは逆です。表面上のシンプルなデザインにだまされないでください笑。このつくりでこの素材でこの縫製なら完全に安いとボクはおもいます)。クオリティのたかさはまさに使用する満足感につながります。さらにこの商品は見る人を笑顔にさせ会話のキッカケを作ってくれるものになる(とおもってる)ので所有する喜びにつながります。そしてCHICKENNOTだけで販売される別注品であるという物珍しさからも追加点をいただくと、つまり総合評価点はそーとー高く、おじいさんおばあさんにも、どなたにオススメしても胸を張れる商品だとおもってます。すばらしい商品だとおもいます。
説明をたくさんすればするほどマジメな話になってしまいますね。
ほんとうは"かーわーいー" ってだけで選んでくれるのがイチバンうれしいです。クオリティやコストパフォーマンス、GREENCLOTHINGが素敵でカッコいいブランドだってコトはあとから実感してくれればいいんです。このかわいいルックスがなんともCHICKENNOTらしさであり、GREENCLOTHINGにおねがいして実現してもらった "旨味/うまみ" なんです。これを着けて通勤してるとなんかついニヤニヤして何度も手元をみてしまうんですよね。いつもはなんならチャリンコ乗りながらつい携帯電話をさわってしまいガチなのに、そんなふうにならない、ワハハハ。それってけっきょくこの商品のカワイさとか質の高さとかハメごこちとか、総合力の高さの虜/トリコになっちゃってるってコトなんですよね〜。
それではさいごにSPEC。
GREENCLOTHINGXCHICKENNOT。
NAME:FAKEFUR MITT。
PRICE:このご予約期間中は13000円+税=14040円。それ以降は13800円+税=14904円。
RELEASE:NOVEMBER 2017。(予定)
SIZE:S/M/L/XL。
※サイズ感をボクの主観で申しますと、女の子の半分以上はSサイズ。私の手は大きいと自負する女の子がMサイズでいいとおもいます。男の子のばあいは、基本的にはLまたはXLで選ぶのがいいとおもいます。Mサイズは身長も低くきゃしゃな男の子がもちろん手指も細く小さいと自覚されてるかたのモノかとおもいます。ボクは中指の先から手首のシワまでがおよそ19CMでして、Lサイズがもっともしっくりきます。Mサイズを選ぶ気はまーったくありません。全男性の3〜5割くらいはXLをえらんでもいいくらいの設定かなあなんて (つまり内装のボアもいっぱい詰まってますし、手首のリブもあえてキツ目の設定ですから、表記のわりに少し小さい気がします)、無責任に記しておきます。
自分用と、この冬のクリスマスプレゼントは決まりましたね。おじいさんやおばあさんのお誕生日にもいいとおもいます。
きょうをきっかけにGREENCLOTHINGを知りそのままご注文してくださったとしてもマンゾクしていただける商品とおもってます。ご注文、おまちしております。