category

 

HITOTZUKI (KAMI&SASU) の個展"PORTATION"。 2013年05月26日 :ART

きのうからはじまった"PORTATION"というタイトルの個展。大阪はPINEBROOKLYNです。
会期中、空間をジャックできるって幸せなんやろな〜って思いながら体感してきました。

▼
   
♥大阪 福島区のPINEBROOKLYNというところはとっても雰囲気のいい、昭和時代の倉庫物件。
そこをアートスペースとして利用されてる。
HITOTZUKI (KAMI&SASU) のインスタレイションによる表現はきのうからこんどの日曜までの9日間開催。




   
♥30坪ほどの空間のすべてつまり6面ぜんぶをつかってHITOTZUKI (KAMI&SASU) らしいグラフィックをペイント。

HITOTZUKI/日と月はKAMI/カミさんというオトコとSASU/サスケちゃんという奥さんのユニット。
カミさんはもとは京都のスケーター。BANKSというサーフショップでもはたらいてたかな。当時から有名でした。
15年くらい前に東京へうつりいまや日本のストリートアーティストでもっとも世界に名のとおったヒト。

   
♥中心の華のようなものはSASUさんのペイント。
CGでつくった幾何学模様でなくそれ風のハンドペイント、ボクのドットとおなじです。
背景といわれてしまいそうなグラフィティはKAMIさんのペイント。
ウネウネした繊細なラインはフリーハンドの賜物/であろうけれどマシンライク。
ブルーがメインでどんなときもほぼこの配色ですね。


   
(写真のこのかたはKAMIさんではありません。↑↑↑↑↑福井SQUALのすーさんです。)
♥とにかくボクはいろんな意味でKAMIさんの作品を気にしてて、
このたびはじめてこうやってまじまじと彼がジャックした空間にひたってみました。
なんともふしぎでやさしい空間。
色の鮮やかさ/ラインの繊細さ/盛り込みすぎてない足し算と引き算がしっかりできる間(マ)。

レセプションでワイワイな雰囲気であったこと、お酒のんでしまってたってことで逆に、
みるよりも感じられたということは大きかったです。
昼間のしずかなときになら見入ってしまってそれほどハッピィなキモチを得られなかったかも。
アートをアートとしてみすぎてしまってたかもしれません。

   
♥もちろん実力も知名度もあるアーティストと自分をかさねるのは安易で申しわけないのでしょうが。
ボク自身がやってるドットペイントといささか共通点を見いだせた気がしてうれしかった。





シカちゃんという先輩とイナチューという友だちというふだんではあまりない3人でいったのですが。
それもふくめてなんかすてきな週末の夜のお遊びができたな〜。たのしかったな〜。