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BURTON SNOWBOARDS 2012 はサイコーの出来。と思ったの巻。 2011年02月12日 :SNOW

もう先週のコト。すっげー晴天の中の岐阜県ダイナランド。そこはボクのホーム。ともいえるスキー場です。
そこでBURTON SNOWBOARDS 2012のNEW MODEL試乗会があったので行ってきマシタ。
やっぱりやっぱり。ホンキのBURTONはホントにスゴい。性能はピカイチ&サイコーですね。

で。あまりカンケーないけれど試乗ボード乗りながら、この日撮ったいいかげんな動画↓↓↓↓↓↓↓↓。
◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉ダイナランド/なんちゃってツリーラン(69秒)←。
◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉けっこー速いっ(100秒)←。
◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉ダイナランド/DYNALAND/馬の背コース/2011年2月3日(29秒)←。
◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉ダイナランド/夕方にほぼノートラック(41秒)←。

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こーんな道中の天気でウッキウキ。けれど半分は、いや2/3はおシゴト。いやや、きほんおシゴト。ナハ。
   
意外と降りたてではナイのは行けば行くほど察しがつきましたが。
この日は雪の白さよりも空の青さが気に入って、雪のコトはこの時点ではあまり気にせず。
正面の先の方にみえるのがボクらの目指すダイナランドのある大日岳。そこにはもう朝日があたってマス。
   
じゃっかん早くに着きました。木曜日はホントにスッカラカン。ガレージも空き空きでび〜っくり。
みなさん平日に滑りに行けるのなら木曜日、ホントに。週のうちイチバン空いてるンぢゃないかなあ。
   
もうこーんな天気ですからおシゴトといえども楽しいです。
BURTONのみなさんにあいさつしてから着替えて。スタートの9時前にはスタンバイ。
さ〜さっそく試乗シマス。

(試乗1本につきコース3本、直っ滑り&カーヴ/パーク/ツリー&新雪。のくり返しラン。
この日のコンディションはあらゆる滑りを試せマシタ。)


""まずどれから乗ったらいいですか?""
スナオに聞くことは重要です。BURTONの担当のマキノさんは★CHICKENNOTの方向性も知ってくれてマス。
それで""そりゃも〜コレいっといてくださいタイトーさんっ。""といわれてさしだされたのがコレ。
   
X8CH57.5。89250YEN。(151.5/154.5/157.5)
EDGE:1205MM/WAIST:251MM/STANCE:550/SETBACK:0/SHAPE:TWIN/flex:TWIN/FEEL:※4。
UE/ウエくん監修の板X8シリーズのアップデイト版。CHとはCAMBER HUMPS/キャンバーハンプスといいます。
FLYING V-ROCKERは真ん中がV字のように尖ってたのですが。CHは尖ってなくてフラットなんですって。
※FEELとはカタさを比較するための数値。まぁほぼ4か5のどちらか。3や6は嗜好品でNOT一般向け。
   
[試乗中のリフトでのメモ] 乗れるわ曲がれるわ、んでオーリィも調子イイし、安定してる。フレックスはややソフトな方かな。89250円。ねじれもある方。いい意味で柔らかく、誰にでもオススメ。一本目からコレか、よすぎる。けどフツーのロッカー乗ってるボクからすると、フラット滑走時にエッヂの引っかかりを感じる。いや、いきなりサイコーの1本。
(後述) 試乗ボードより柔らかくなる的な発言あり。

[その後のコメント/まとめ] サイコーの1本ココにあり。
最後の晩餐的にボードを選ぶなら、ボクは間違いなくコレの57.5ですね。
お店に1本だけ置いておくのもこの1本がイイ。今のすべてのニーズがこの中にあると思う。
もしかしたらこの板でまたさらにスノボーがオモロくなるような気がした。





   
CUSTOM FLIYNG V-ROCKER JAPAN 156。73500YEN。(148/151/154/156)
EDGE:1202.5/WAIST:253/STANCE:530/SETBACK:10/SHAPE:DIRC./FLEX:TWIN/FEEL:4。
CUSTOM FLIYNG V-ROCKERのINTL.版とはまずフレックスがややソフトに。
そしてグラフィックがちがいマス。1998年のグラフィックの復刻。
FLYING V-ROCKERはV字のロッカーボードにさらに足の下にキャンバー形状を入れ込んだモノ。いわゆるWキャンバー。
   
[試乗中のリフトでのメモ] 楽しいフレックスですが、やや柔らかすぎると思うかもしれない。それはボクのたんなる好みか。ん、やはりこれくらいの柔らかさがよりユニバーサルにフィットしそう。いまの時代、やらかいほうがみなさん喜んでくれるからかな。FV=FLYING V-ROCKERはCH=キャンバーハンプスより不安定な気がした。けどよりロッカーテイストってコトやね。なつかしいグラフィックというのはオジサンのエゴかな。若いヒトたちも支持してくれるとイイ。

[その後のコメント/まとめ] CHとFVでもチガイがあります。CHはよりキャンバーに近いです。とうかゼロ・キャンバーの考えなんでしょう。FVはあくまでロッカーボード。なのでFVの方がアソビに特化しててよりフリースタイル。アレがしたい/コレやりたいなどという欲求の薄れてきたアラフォースノーボーダーはぜひ思い切ってこの板をチョイスして欲しいです。滑りに行く回数が減っても、すぐに自分らしい滑りができるハズ。





   
CUSTOM RESTRICTED CH=CAMBER HUMPS 156。73500YEN。(151/154/165/158/160)
EDGE:1202.5/WAIST:253/STANCE:530/SETBACK:10/SHAPE:DIRC./FLEX:TWIN/FEEL:5。
同型のジャパン仕様とはスペックはまったく一緒ですがコチラはCH。そしてフレックスの数値がひとつカタい"5"。
ソールグラフィックがもう1種類ある。もうひとつは輪切りのフルーツがソールいっぱいのモノ。
[試乗中のリフトでのメモ] CUSTOM FVよりやぱ安定する。CHおそるべしってコトかあ。
FEEL4とか5で悩むのはモンダイない範囲。6とかCUSTOM Xの7とか、もはや万人にフィットしないカタさ?
JPNより硬いフレックスはボクには好み。ですがみなさんにはJPNでもいいと思う。昔ほどイヤな硬さはないから。
RESTRICTEDというのはプロショップ限定、というか量販店には流れないシリーズ。

[その後のコメント/まとめ] CUSTOM FV JPNよりもややカタいだけでマジメさがでてきます。FVのややルーズなところに期待しつつも、スピードも捨てがたいのならコレがイイな。





   
EASY LIVIN 156。(RESTRICTED/CH=CAMBER HUMPS)。73500YEN。(152/155/158)
EDGE:1185/WAIST:249/STANCE:560/SETBACK:0/SHAPE:TWIN/FLEX:DIREC./FEEL:5。
ダニー・デーヴィスってヒトのモデル。サイズによってグラフィックがやや異なる。
カレはハーフパイプもバンクバー五輪代表でしたがケガ(交通事故でしたっけか)により離脱。
つまりパイプでもNOTキャンバーの時代が到来してるコトの証明。
逆にあのショーン・ホワイトはジブンのカタチが決まりすぎてて道具の変化&進化を恐れるヒト。
ひとりOAKLEYのA FRAME使ってるトコロでもわかる。"開発者泣かせ"だとこの日きいた。
   
[試乗中のリフトでのメモ] おなじCHでもやっぱり乗り心地はちがうと思い知らされる。
パークなど人工物ライディングに特化してるというべきなのか、テールがしっかりしててしなやかさがナイ。それがパークのジャンプでのランディングで耐えてくれるんだろうし、ハーフパイプでの爆発的な抜けにつながるんやと実感。ただボクらゲレンデライディングを主とする者には硬いのかな。このカタさはカーヴするにも頼れるってコトか。スクエアなノーズ&テールのカタチがカッコいい。

[その後のコメント/まとめ] カタいCHは理解に苦しんだ。ですが"コンペ指向のフリースタイラーにはコレくらいでないと..."ってBURTONのヒトに言われてすぐにナットク。ランディングで耐え&キョーレツなパンピングが必要な若いコたちにはコレがイイし。そーゆーライダーのプロモデル。じゃそーゆーヒトたちがなぜキャンバーを乗らないのか。それはもう前後の荷重抜重を要するカロリーの高いカーヴィングでのライディングを必要としない時代になったからでしょうね。X-GAMESのスロープスタイルの選手のランディング後の次のセクションへの方向修正の際の滑りをみてても、それは先行動作を要するカーヴィングではなく、瞬時のスライドターンにちかいエッヂングによるターンですからビックリします。ですがそれがきわめて合理的だなとも思いマス。ちなみにFEEL:4ですがBURTONのヒトも数値以上にカタいと判断されておりました。ほとんどのロッカーボードはキャンバーから乗り換えると柔らかく頼りないと思う傾向にあると思いマスので、キャンバーから乗り換えるのなら、コレくらいが違和感を感じニクいかもです。






   
CUSTOM 156。73500YEN。(148/151/154/156/158/160/163)
EDGE:1202.5/WAIST:253/STANCE:530/SETBACK:10/SHAPE:DIRC./FLEX:TWIN/FEEL:5。
キャンバーです。ウェスト幅などは他のCUSTOMシリーズと同じスペックです。
CUSTOMですからキャンバーの中でも中級者にとってはもっとも乗りやすい板と思って試乗。
   
[試乗中のリフトでのメモ] 貼り付く貼り付く笑。キャンバーはこれほどまでに、常に全面が雪面に貼り付いてるものなんやと実感。遊びのない板。重く硬く感じる。オーリィがイマイチできない。キャンバーやからテールに逆に頼りきれない、かたすぎて。パウダーでしんどいし、壁の立ってるトコロもエントリしにくい。けど素直で安定しててイイ板です。平面なバーンでのクルージングにはもってこいこい。

[その後のコメント] まずボクがロッカーボードに乗ってるという視点ですが。
クルマにたとえるとホイールベースの長〜いリムジンのよう。とにかくキャンバーボードのマジメさ&シンドさにはあらためてショックでした。キャンバー乗ってるヒトからしたらアルペンボードをみるカンジに近いのかな。ですがさすがはCUSTOM。そのクセのなさはやっぱりエリートのフィーリングでした。FEEL:5といってもキャンバーの FEEL:5とCHやFVのFEEL:5ではまったくちがいマス。あくまで滑ったときの体感ですが数値で1または2くらいは差があると思ってもイイと思います。キャンバーはそれだけ""つねに踏んであげなきゃならないボード""で、FVやCHは""テールに頼らない、不安定なスケボーに近い乗りモノ""といってもいいでしょうか。ん〜なんだかコトバでみなさんを翻弄/ホンローしてしまってるかも。CHはキャンバーに近いという位置づけですが、本当のキャンバーとは自由度がまーったくちがいます。





   
NUG146。59850YEN。(V-ROCKER: 142/146/150)
EDGE:1035MM/WAIST:254MM/STANCE:530/SETBACK:0/SHAPE:TWIN/flex:TWIN/FEEL:※4。
いままでより8〜10CMも短い板でアソブ、まったくのニューコンセプトなスノボー。
つまりいつも156CMとかを好んで乗ってたボクがこの146とか148とかをチョイスするって。
開発側からいわせると。""いままでのスノボーはノーズ&テールの5CMずつが必要のないモノやった""って。

ちなみに。
NUGGETというオンナのコ向けのNUGもありサイズは142/147/151がアリマス。
それにオトコのコ向けのNUGは144/148/152の3サイズのディレクショナル・ボードもあります。
ボクも乗ってきましたが、まずはBURTONが貼付けたYOUTUBEにたよってもらいマス。
コチラチラ→◉◉◉◉◉◉INTRODUCING NUG◉◉◉◉◉◉←。
   
[試乗中のリフトでのメモ] ん〜。キャンバーからロッカーにゲキテキに乗り換えたボクですから、新しいモノを受け入れたいという目線から考えても、あまりショーゲキを感じませんでした。ですがビックリするコトにライディングはふつーに安定します!曲がるし止まる!ですが、オーリィは超シビアでピンポイント、ほぼNG。キッカーはどやろうか。

[その後のコメント/まとめ] SQUEEZEBOXという新しいテクノロジーはCUSTOM全シリーズにも搭載してるのですが、ボード自体の厚みを局所局所で厚くしたり薄くしたりして張りやしなりをコントロールしたシステムをこのNUGにも採用シテマス。ビンディング装着部を薄くしてそこから外側を分厚くすることで、""短くても頼りがいのあるテールを実現した""って原理なんだそうです。
ウェスト幅は254MM。つまりいつもボクが乗る156とかの板のウェストとほぼ同じかやや太いカンジ。コレ、テールがめちゃ短いからそこそこの新雪までならばこの長さでもノーズを上に向けやすくイケてしまいマス。YOUTUBEの動画ではホントにフリースタイル的に楽しそうに乗ってますが、ジャンプの着地が一切写ってないところからも、ランディングがもっともシビアで難アリなボードってコトなんですかね。
これが未来のスノボーのカタチかもしれないので、ひきつづきアンテナは向けておきますネ。あ。ちなみに今期のレイトモデルとしてすでに限定店舗にてリリースされてますので購入可能です。





   
総じてみましょうか。

BURTON SNOWBOARDSの2012MODELはとても出来がイイです。といっても各社同じ方向に向かってるとは思うのですが、乗り味のマイルドなロッカー形状のボードやいわゆるWキャンバー形状のボードを作りだしすコトにより、キャンバー時代にしっかり見切りをつけたようですね。つまり操作性の乏しい本来の自由度の高いロッカーよりもよりキャンバーに近いフィーリングでキャンバーを凌駕/リョーガしたモノを産み出すコトに成功してるようです。
そして★CHICKENNOTの方向性もそれに従う傾向であるというコトも宣言しておきます。基本的にはサンデー・ボーダーが楽しくて楽/ラクに滑れる板。スポーツとしてのスノーボードからよりアソビに近いその場ですぐに操れるカンタンでカイテキなスノボーの提案がボク★CHICKENNOTのメイン・ストリームです。

それと。
BURTONばビンディングの性能がスッゴくイイのに感激しました。
MALAVITA EST:40950YENにMALAVITA(4X4用):39900YENはホントにステキ。CARTELが36750円ですから決して高すぎないこれらはまぶしくみえました。カッコいいしネ。

さいごに。BURTON SNOWBOARDSはスキですか?
BURTON SNOWBOARDSは野球でたとえるとNEWYORK YANKEESや読売巨人軍です。アンチの風潮もありますがみなさんが絶対的な存在であるとみとめ気にしてる最大のカンパニーだというコトです。ボク★CHICKENNOTはBURTON SNOWBOARDSのその底力がスキです。
あえて揶揄/ヤユするのなら、あまりに所帯が大きすぎて、ボードのグラフィック・デザインやウェアのデザインなどに統一感がナイってトコロでしょうか。つまりそれぞれひとつひとつをみれば気に入るモノがあっても、全体をひっくるめるとスキぢゃないモノも多いってコトかな。ボク★CHICKENNOTが扱ってるROME SDSとCAPiTA SNOWBOARDSとOUTFLOW SNOWBOARDSはそーゆーデザインの統一性が、ブランドのカッコよさをより際立たせてる気がシマス。
   
さて。
この日じつはボクは友だちふたりで来てマシタ。
いちいちボクが板をチェンジするたんびに待っててくれたニ◯ジマくん、ありがとう。
9時前からリフトが止まったあとの5時までびっちり滑りマシタね〜。疲れましたね〜。
   
試乗会は3時まで。それでよその販売店さんたちは帰っちゃったのですがボクらふたりはそれからが楽しかった!
2時間ばっちりこーんなのとか↑↑↑↑↑↑↑ばっかり滑りマシタね〜。