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ハイクオリティな昭和ビトたち。 2010年11月08日 :CLOTHING

ひとりのおばさまが呼び止めたのでしょう。
A STORE★CHICKENNOTのまん前をお野菜販売の行商車がゆ〜っくりと停まりマシタ。
野菜の販売をしてサササーっと去って行かれマシタ、その間ほんの1分。

ムダのいっさいナイ1分間で、お天気のコト/お野菜のコト/このあたりのコト、会話はすすみマス。
お互い話しながらも、お野菜を包む手と/お財布からお金を出す手は休まりません。
売り手のおっちゃんも/買い手のおばさまもじつに手慣れたイイフンイキ、初対面のハズやのに。
昭和を知りつくしてるヒトたちはこんな風にステキな暮らしをしてるのだと、ホントーに感心/カンシン。
                   本日16時。ほんのついさっきのコト、フレッシュなネタです。

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おふたりとも70歳とかでしょーか。昭和のすべてを知っておられそうなカンジ。
初対面なはずなのにおふたりにとっては当たり前の振る舞いに/当たり前の会話なんでしょーが。
はたして昭和と平成のハーフ&ハーフなボクに同じことができるのでしょーかと考えると。
ボクがおっちゃん側の立場でも/おばさま側の立場でも、あれだけスマートにはきっとできないっす。
   
すぐさまお目当てのお野菜が決まりまして。
それからはきょうのお天気のコト/さいきんのお野菜の物価のコト/このあたりの道路事情のコト。
けっしておっちゃんが会話をリードしてる体/テイでもないのがまたステキでしたし。
聞きすぎない&しゃべりすぎないおばさまのお客としてのスタンスもミゴトでしたし。
コレが昭和のスタンダードなのかと、ボクにとっては驚愕/キョーガクのジジツを押しつけられマシタ。
ボクら世代では演じきれない、いわゆるアウンの呼吸というヤツなのでしょーね。ステキ。
   
おふたりともの口調も/手ギワも、大げさでないんです。
そろばんに/計りに/外に掛かってるビニール袋に/いい色の幌に/おふたりのふつうの笑顔に。
   
なんかステキな1分間のLIVEショーを最前列でみちゃいマシタ、イヒヒ。

twitterで即座につぶやきましたが、144文字と1枚の写真ではとても語れないステキ・ストーリィです。









   
夕方5時になりました。
こんどは修学旅行生の列が通過。カワイイカワイイと10回ほどお声かかってマス、二ヒヒヒ。
京都は三条富小路。やぱステキなところにお店をかまえられたもんですA STORE★CHICKENNOT。