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ワン&オンリーなモノにたずさわるキンチョーカン。 2010年08月23日 :DAIRY

塗って塗って塗りまくりの2010年の夏。そーいやあ去年もそうやった気がシマス。
.........と思って1年前のブログみたら、去年はオーディションの準備でイッパイパイやったようです。

さて塗りまくってるドット。きょうは東京から送っていただいたお客さまのメッセンジャーバッグへ。
箱型は3面が貼り合わされる部分があり、そこらへんの"おさめかた"がとくにクロー&キンチョーします。

ってゆーか、ベージュに白ドット、カワイイですね〜。

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10日間の写真展が終わって寂しさヒトシオ。ですが撮影スペースがあいたっていうのはウレシいです。
カメラの知識もなければセンス&スキルもないボクのブログの写真はいったいダイジョーブなのか??
ってちょとだけよぎりもしますが、なんちゃってで生きてるボクには深い悩みになりません、グフフ。
   
さてさてさてと、モチコミのドットペインティングのお話。
ボク、この1年くらいでけっこーな数をやらせていただいてる気がシマス。
決まって予定お届け日を過ぎてしまうのがモチコミモノに対するボクのクセです、エヘヘへ。
シッパイがゆるされないモチコミモノはホントにシビアに対応しなくちゃなりません。
シビアにというのは特には自分の心構え的なトコロがおっきいです、勇気や覚悟いるンです。
   
勇気や覚悟。コレってホントに必要なんです。
シッパイすると取り返しがつきませんが、う〜んう〜んと悩んでるばっかりではなんにも生まれません。
つまりある程度の見通しをつけた段階でボクは手探り状態でも塗りはじめてしまいます。それが正解と思いマス。
つまり一か八かの見切り発車的な行動をするのにやっぱり勇気/ユーキがいるんです。そして覚悟/カクゴもね。
   
さ、具体的解説にまいりマス、このバッグは京都産のコゼバッグです。
(もしかしたらコゼバッグのアトリエが東京にあったときに製作されたものかもしれませんが。)
ご注文くださったトーキョーのクライアントさんとメールでの文章と写真のやりとりで仕様をきめてゆきマス。
リクエスト内容は.......片面はシンプルに。そしてもう片面はややポップに。
本当はボク以上にクライアントさんのほうがユーキ&カクゴ、いるのカモしれませんね、ニシシシ。
   
トートバッグ型メッセンジャーってのがミソのコゼバッグ。
写真でおみせしてるのはB面、ポケットがないから、背負った時に背中にひっつく側の面です。その面がポップ面。
白ドット中心でありながら、いくつか色を加えたいといわれて、深い紺色と蛍光ピンクを選んでいただきマシタ。
当初のリクエストでは紺色のじゃなくって黒のベルトとリンクさせるためにクロドットでしたが。
そうすると、やや柔らかいイメージからはなれ無機質な感じになる気がして、相談の末に紺色にケッテー。
メッセンジャーバッグなだけに背負ったときにチラ見せできる底の面にもぬかりなくドット。
箱型であるメッセンジャーバッグは、3面がハリ合わされるので、ドットの配列バランスが難しいのですが。
コレにかんしてはほぼカンペキですね〜、過去の自分よ、ありがとう。
   
そしてこちら↑↑↑↑↑がポケットのついたA面です、白のみのドットですからシンプルなハズなんです。
が、ポケットの張り合わせ部分でしっかりで遊べてるし、いくつかドットを抜くコトで単調ぢゃなくしてます。
そーするコトで単色ドットといいつつ大量生産の水玉生地とはまったく表情がちがってますよね〜、ニシシ。
持ち手にも少しのドットをペイントするコトで、やはり大量生産モノとはしっかり差別化してありマス、ウフフフ。
   
コゼバッグのカワイいタグです。
チャリンコ&ネコだけで、べつにコゼバッグとはどこにも書かれてませんがコゼバッグ。
そのタグにひとつのドットを添えるように塗るのはいつものコト。
このトート型メッセンジャーバッグ、けっこー容量がおっきいです。
この撮影中、中には24本入りの350MLの缶ビールの空き箱を入れてました、スッポリとはこのコト。
   
A面から下をのぞくとこんな感じ。唯一みえるのは紺色のドット。
この紺色ドットの代わりにもし蛍光ピンクのドットをペイントしてしまいますと。
""A面はシンプルに""っていうのから外れてしまいますから、底面はあくまで紺色ドットをひとつだけでセーカイ。
B面側からみてもこの底面のバランスはしっかり統一感あるはずです。
こういう、""面と面の兼ね合い""とかこそが、やり始めないと見えてこない部分でもあります。
ですから考えに考えて手を進めないのではなく、ユーキをもってしてカクゴしてるンですよね〜。
   
もいちどB面↑↑↑↑↑↑、ポップでありつつ上品さを保ててる気がシマス。



そしてコチラ↓↓↓↓↓↓がA面です。シンプルなはずですが、動きがあるように見えます。
   
A面とかB面とか。
メッセンジャーバッグ多しといえどもトートバッグ型にしかありえない贅沢/ゼータクですね。
おかげでボクのユーキとカクゴはハンパない量が必要とされマス。

今回はお客さんへお届けしなくちゃいけない期日をだいぶこえてしまったコトは本当に反省/ハンセー。
日々のバタバタに負けてしまったというのもあります、ほんとうにスイマセン。
   
まだボクのドットペイントのモノをみたことないヒト、どうかみてクダサイサイ。
ハンドペインティングといいつつも。
丸いドーナツ型の型を貼って塗ってるので、平面の生地にはコレくらい↑↑↑↑のクオリティで塗れます。
マシンクオリティに近いのに、アナログなバランスセンスをもってペインティングしてますので。
大量生産のモノとはな〜んかちがう感じするのにキレイすぎる.....というのがボクのドットです。
   
じつはこのバッグ、いままだ東京に向かってる最中なんです。
お客さんの手元にお届けしてもらえるのはあすの午前中、まだ本人さんと対面してナイ。
もちろんお客さんもある程度の完成図を予想はされてるハズですが、はたして気に入ってもらえるのか。

な〜んてちょとだけ不安になりつつも、ボク的にはとっても上手くできたと気に入っております。
どうかどうか気に入ってもらえますよう、ねがってマス。

そして。
★CHICKENNOTに出す前よりももっとこのバッグが好きになった!って思ってもらえたらサイコーです。
   
A STORE★CHICKENNOTの3階。写真展が終わり、その静かさは寂しさにも思えてきます。
あんなに""暑い暑いっ、3階は冷房ききませんね〜""なんていうてたキツい陽射しも。
たった1日でなんだか柔らかくなった気がするんですが、気のせい、かな、ハハハ。


なんたって。
今週末はハジメくん/IWASHIくんの""LIFE SIZE""グループ展っすから、またアツくなるはずです。